No.7


小説タイトル

「ドグラ・マグラ」

作者名:「夢野久作」
概 要

目覚めるとそこは精神病院――大正15年、秋。
時計の音で目が覚めた男は、自分が誰なのか全く
分からなくなっていた。

「私」はいったい誰なのか——。
「隣の部屋」から聞こえる少女の声

ーー助けて下さいーー。

主人公の前で次第に明らかになっていく謎と事件の全容が
全て「嘘」とされ、「幻」だったものが「現実」となり、その
また逆に「夢」とも「現」となり…。常軌を逸した作風から
日本探偵小説史上の「三大奇書」と呼ばれており、読破
した者は、必ず一度は精神に異常を来たすとも
評されている幻惑性作品。

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